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本田「メディアの皆さんも我々の一員として一緒に戦ってほしい」

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 FW本田圭佑(ミラン)がメディアに対し「皆さんも我々の一員として一緒に戦ってほしい」と訴えた。

 歯に衣を着せぬ強気発言が魅力の本田だが、その言動はときに諸刃の剣となり、メディアから批判を受けることも少なくなかった。報道の中には雑音レベルといっていいものもあるかもしれない。しかし、本田は言う。

「僕は、直接国民の皆さんと話しているわけではない。メディアのみなさんとこういう(インタビューの)場を持たせてもらっているわけです。(メディアとは)持ちつ持たれつのところがある。感謝しているところもあれば、腹を立てるところもある。それはお互い様でいいのではないかと思う」

 本田にはメディアの向こうにいるファン・サポーターの姿がハッキリ見えているのだ。そのうえで今は「集大成」に向かって皆が一丸となることが必要だと強調。「叩くとしても大会が終わってからにしてほしい。大会中はメディアとしてではなく、日本人として日本代表を応援してほしい。日本人として、我々の一員だという気持ちで戦ってほしいなというのがわたしの願いです」と丁寧な言葉で訴えた。

(取材・文 矢内由美子)

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