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香川がトークショーで指摘「佑都は最近イタリア人化している」

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 トークショーではMF香川真司(マンチェスター・U)がファンからの質問に答えるコーナーもあった。

 日本代表で最も仲の良い選手は誰かという質問に対して香川の答えはDF長友佑都(インテル)。「19歳くらいに初めて代表に入ったときに一緒で、それから代表ではほとんどずっと一緒だった。(北京)五輪も一緒だったし、海外に行くタイミングも一緒だったから」と理由を説明した。

 ときには洋服を一緒に買いに行くこともあるという。そこで感じているのが、「佑都は本当にイタリア人ぽくなっている」ということ。「元々は趣味が違ったけど、僕もイタリアのファッションは好き。佑都はミラノに行ってから変わって、非常にイタリア人ぽくなってきて、最近は佑都のファッションがカッコイイかなと思えるようになってきた。以前はそう思えなかったけど…」と言った。シャツの上からカーディガンを肩に掛ける“プロデューサー巻き”や裸足にローファーといったファッションは今や長友の“定番”。これもイタリア流に見えるスタイリングの一つなのかもしれない。

 また、「1人で寂しくなることはないのか」という質問に対しては、「中学から親元を離れていたこともあって、1人の方が慣れているから」と、基本的にはホームシックに罹ることがないという返答だった。しかし、唯一の例外は大晦日と元日。「実家にいるときは毎年、大晦日に紅白歌合戦を見て元日に天皇杯を見るのが恒例だった」と言い、「プレミアリーグは正月にも試合があるので、大晦日はホテルで前泊になる。ドイツでプレーしている選手もウインターブレイクでいなくなっているので寂しい」と苦笑いした。

 なお、イベントでは東日本大震災のチャリティーオークションも開催され、香川のサイン入り日本代表ユニホームが約16万円で落札されるなど活況を呈した。香川は「仙台は僕が中高のときに過ごした場所。東日本大震災の復興支援は継続してやっていきたい。年月がたてば忘れられがちなので、継続することが大事だと思う」と力を込めていた。
(取材・文 矢内由美子)

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