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[AFC U-16選手権]活きた前日練習の経験、U-16日本代表は2度のスコールも冷静に対応

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[9.6 AFC U-16選手権GL第1戦 U-16日本代表 2-0 U-16香港代表 ラジャマンガラ・スタジアム]

 試合中に2度もスコールが叩きつけるという悪天候。試合前は水分のなかったピッチが、前半10分ごろから降り出した大雨によってキックオフ15分後にはたちまち水が浮いてくるような状態になった。

 吉武博文監督が「これが最終予選の雰囲気かなと。課題が残ったなと思います。テンポも遅いし、第2戦へ向けて修正したい。(きょうは)相手がバテただけだと思います」と語ったように、この香港戦は最終予選独特の緊張感があった。加えて選手の集中力を奪うかのような大雨。大粒の雨はチームメートやベンチからの声をかき消していた。そして終盤は雷鳴轟く中でのプレーを強いられ、チームのタフさが試される展開となった。

 しかし、「前日練習でもスコールが降ったので、慣れていた」と堂安が語ったように、選手たちは慌てることなく冷静に対処。前日練習がまさにいい形でシミュレーションとなった。大雨の中でも乱れることなく、勝ち切ったこの経験は今後の戦いにおいてプラスに働きそうだ。

(取材・文 安藤隆人)
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