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アギーレ体制無得点の岡崎「点を取れなければ外される。それだけ」

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「昨日はもっとシュートの意識を強めるべきだった」。6-0という大量得点勝利をおさめたホンジュラス戦から一夜明け、シュート2本で無得点に終わったFW岡崎慎司(マインツ)が反省を口にした。

「試合ごとに自分の役割は変わってくると思うけど、ただ単にゴールは必要となってくる。そういう意味で昨日は物足りなかった。過程は良かったけど、ゴールをどうしたら取れるかというところで、物足りなく終わった」

 マインツでは今季10試合に出場し、6ゴール。得点ランキングの首位タイにいる。ドイツで好調なだけに、アギーレジャパンで無得点であることは物足りない。好調だからこその貪欲さもあるはずだ。

「選手としてゴールを取れなかった試合はいつもストレスを感じるし、取り始めたら取れるという気持ちになるのがFWだとも思う。厳しい試合で点を取ることが大事なので、次(のオーストラリア戦)やアジア杯で点を取れれば自信になると思う」
 
 取材陣を前にひとしきり言った岡崎だが、最後には「まあ、点を取れなければ単純に自分が外されるだけなので、何も怖くない。外されればまた点を取るために頑張るだけ」とさばけた口調だった。1点取れば2点目、3点目と続くはず。難敵のオーストラリアからゴールを奪い、アギーレ監督にアピールするつもりだ。

(取材・文 矢内由美子)

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