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「いいイメージは残っている」香川が長居でアギーレJ初ゴール狙う

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 来年1月に迫ったアジア杯へ、かつての本拠地である長居で弾みを付ける。日本代表MF香川真司(ドルトムント)にとって、オーストラリア戦の舞台となるヤンマースタジアム長居はC大阪時代の本拠地。プロのキャリアをスタートさせた06年からドルトムントに移籍する10年6月までプレーしてきたホームグラウンドだ。

「4年半やったスタジアムだし、帰ってきたなというか、ホームの気持ちもある。いいイメージは常に残っているし、そういうイメージは他のスタジアムよりある」。長居での代表戦にはこれまで4試合に出場しており、11年10月11日のW杯アジア3次予選・タジキスタン戦(8-0)では2得点を挙げている。

 アギーレジャパンではインサイドハーフを任され、ドルトムントでのトップ下と比べれば、「ポジションがちょっと下」とゴールまでの距離はある。より運動量も求められるが、「ゴール前に入り込むところ、最後のところが自分の良さであり、ストロングポイントだと思っている。それをもっと試合で出せるようにやっていきたい」と貪欲に語った。

 チームが6-0で大勝した14日のホンジュラス戦後には「自分も取りたかった」と悔しさを隠さなかった背番号10。古巣の本拠地でアギーレジャパンでの初ゴールを決められるか。「明日はしっかり結果を残すことしか考えていない」と力を込めた。

(取材・文 西山紘平)

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