U-18日本代表候補神奈川合宿がスタート、前回のU-20W杯予選経験者・坂井「結果を求めていきたい」
5大会ぶりのU-20W杯出場を目指すU-18日本代表候補は神奈川合宿初日の13日午後、横浜市内でトレーニングを行った。前日に長時間試合出場した選手たちはリカバリーのみ。他の選手たちが強い雨の中で約45分間、声を出しながら集中してメニューを重ねていた。
U-18日本代表としての始動合宿だった3月の大分合宿では、JFLのヴェルスパ大分との練習試合を4-2で制したが、大分トリニータには1-2で敗戦。内山篤監督は「(1年前)17からやってきているんで、継続というところで攻撃、守備のところの考え方はずいぶん理解し始めている。(特に課題となっていたのが)精度ですよね。大分さんとやった時は(プレッシャーの)速いところでミスが出てしまっていた」という。また、昨年、準々決勝で敗れてU-20W杯出場を逃したAFC U-19選手権ではクロスの精度などの課題が残っただけに、チームとしてトレーニングでの向上と「蹴れる」選手の発掘などを進めて行く。
U-18日本代表候補の中で、昨年のAFC U-19選手権を唯一経験しているMF坂井大将(大分)は「ワールドカップに出るのが全てではないけれど、4大会出れていないのが事実なんで、チャレンジャー精神をもってやっていきたい」と意気込む。3大会連続でU-20W杯に出ることができていない中で迎えた昨年のアジア最終予選だったが、チームには重圧による硬さは特別なかったという。それでもアジアを勝ち抜くことは簡単なことではなかった。「ポゼッションだったり、ボールをもっている時間は日本の方が多くて、テクニック、俊敏性というのはどの国よりも良かったと思うんですけど、相手にチャンスを作らせなかった中でのひとつのミスだったり、決定力の差というか、そこはアジアの厳しさ」。アジアで学んだことをチームに伝えていく。
リーダーのひとりとして迎える次回のアジア予選。その1次予選は9月末からスタートする。坂井は「前回は(周囲が)一個上でどっちかと言うと(大分の先輩MFである松本)昌也クンだったり上の世代について行くっていう感じだったんですけど、今回は年も上だし、去年悔しい想いも経験しているので自分が引っ張っていけるような存在にならなきゃいけないし、引っ張っていかないといけない。どのポジションで出ても自分がリズム作るというか、いい1タッチプレー入れて変化を入れられたらいい」と誓った。
求めるのは結果だ。「今年初めからのロシア遠征と大分合宿が終わったんですけど、一つひとつの合宿だったり、遠征を大事にして行きたい。チームのコンセプトや(内山)篤さんが求めていることを理解してみんなが同じ方向向いたら、絶対にいい結果が出ると思う。みんながひとつになるように、去年経験したことを活かしてまとめていきたいと思っています。今年、1次予選がある。結果が大事だと思うので、結果を求めていきたい」。同じ敗戦を繰り返すつもりは全くない。アジア突破に集中する。
(取材・文 吉田太郎)
U-18日本代表としての始動合宿だった3月の大分合宿では、JFLのヴェルスパ大分との練習試合を4-2で制したが、大分トリニータには1-2で敗戦。内山篤監督は「(1年前)17からやってきているんで、継続というところで攻撃、守備のところの考え方はずいぶん理解し始めている。(特に課題となっていたのが)精度ですよね。大分さんとやった時は(プレッシャーの)速いところでミスが出てしまっていた」という。また、昨年、準々決勝で敗れてU-20W杯出場を逃したAFC U-19選手権ではクロスの精度などの課題が残っただけに、チームとしてトレーニングでの向上と「蹴れる」選手の発掘などを進めて行く。
U-18日本代表候補の中で、昨年のAFC U-19選手権を唯一経験しているMF坂井大将(大分)は「ワールドカップに出るのが全てではないけれど、4大会出れていないのが事実なんで、チャレンジャー精神をもってやっていきたい」と意気込む。3大会連続でU-20W杯に出ることができていない中で迎えた昨年のアジア最終予選だったが、チームには重圧による硬さは特別なかったという。それでもアジアを勝ち抜くことは簡単なことではなかった。「ポゼッションだったり、ボールをもっている時間は日本の方が多くて、テクニック、俊敏性というのはどの国よりも良かったと思うんですけど、相手にチャンスを作らせなかった中でのひとつのミスだったり、決定力の差というか、そこはアジアの厳しさ」。アジアで学んだことをチームに伝えていく。
リーダーのひとりとして迎える次回のアジア予選。その1次予選は9月末からスタートする。坂井は「前回は(周囲が)一個上でどっちかと言うと(大分の先輩MFである松本)昌也クンだったり上の世代について行くっていう感じだったんですけど、今回は年も上だし、去年悔しい想いも経験しているので自分が引っ張っていけるような存在にならなきゃいけないし、引っ張っていかないといけない。どのポジションで出ても自分がリズム作るというか、いい1タッチプレー入れて変化を入れられたらいい」と誓った。
求めるのは結果だ。「今年初めからのロシア遠征と大分合宿が終わったんですけど、一つひとつの合宿だったり、遠征を大事にして行きたい。チームのコンセプトや(内山)篤さんが求めていることを理解してみんなが同じ方向向いたら、絶対にいい結果が出ると思う。みんながひとつになるように、去年経験したことを活かしてまとめていきたいと思っています。今年、1次予選がある。結果が大事だと思うので、結果を求めていきたい」。同じ敗戦を繰り返すつもりは全くない。アジア突破に集中する。
(取材・文 吉田太郎)