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「1トップは得点がすべて」武藤が見せたCFへのこだわり

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 センターフォワードへのこだわりも見せた。12日のシンガポール戦(3-0)に左ウイングで先発した日本代表FW武藤嘉紀(マインツ)。FW金崎夢生の先制点をアシストするなど2得点に絡んだが、17日のW杯アジア2次予選・カンボジア戦は、自身が「やりやすい」と話すセンターフォワードで起用される可能性もある。

「(クラブで)これだけずっとFWをやってきたので、(シンガポール戦で)ウイングには戸惑いがあるかなと思ったけど、意外とすんなり入れた。やりやすいのはFWだけど、監督が求める場所で結果を出すことが大事。自分のいいところはどこでもできるところ。与えられたポジションでやるだけ」

 10月13日の国際親善試合イラン戦(1-1)はセンターフォワードで先発し、後半3分に同点ゴール。カンボジア戦でも最前線で起用されれば、貪欲にゴールを狙っていくつもりだ。「1トップとして出るからには得点がすべて。ダイレクトプレーの質、簡単に落とすところやキープするところの質を高めていければ」と意気込んだ。

 シンガポール戦では金崎がセンターフォワードで先発し、代表初ゴールを決めるなどアピールに成功。FW岡崎慎司という絶対的なエースを含め、競争は激しいが、「レギュラー争いは熾烈だけど、代表として底上げになれば。いい相乗効果が出ていると思う」と歓迎していた。

(取材・文 西山紘平)

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