複数システム挑戦を歓迎する清武「相手も戸惑う」
岡田ジャパン時代から引き継がれてきた4-2-3-1をベースに、4-3-3や4-4-2。日本代表MF清武弘嗣(ハノーファー)がフォーメーションのバリエーションを持つことに意欲を示した。
「どういうフォーメーションで行くかはこれから決まると思うけど、いろいろなフォーメーション、役割をやっていきながら自分たちのものにしないといけない。いくつもバリエーションがあれば、相手も戸惑うと思う。いろいろなフォーメーションを試していくことが一番良いのかなと思う」
オプションである4-3-3と4-4-2にはそれぞれ特徴がある。
「2トップになるとターゲットが2人いるので(2列目の)自分にボールもこぼれやすいし、クサビに入ったときにサポートしやすい。やりやすさはある。2トップになる分、攻撃的になるというのもある」
4-3-3のインサイドハーフなら、「ボールにたくさん触りながらリズムをつかめるという良さがあると思う」という考えを持っている。ただ、4-3-3の場合、清武自身は「僕がインサイドハーフに入ることはないと思う」と、2シャドーの位置になると予想。「僕はなるべくFWの近くでプレーして、ゴールに直結するプレー、1本のパスでゴールにつながるとか、ゴールを決めるとか、そういうことが求められていると思う」と話した。
ザックジャパン時代の11年に日本代表に初めて選出されてから5年。ブンデスリーガのハノーファーでは背番号10をつける中心選手だが、日本代表ではまだレギュラーの座を奪っていない。
「サッカー選手である以上、レギュラーでいたいという気持ちはあるが、良い選手が大勢いる中で毎回が競争だと監督からも言われている。その中で自分を高められるし、それがチームにとってプラスになると思う」
静かに闘志を燃やす清武。着実な成長でいつかレギュラーの座をつかむことを虎視眈々と狙っている。
(取材・文 西山紘平)
●ロシアW杯アジア2次予選特集
●ロシアW杯各大陸予選一覧
「どういうフォーメーションで行くかはこれから決まると思うけど、いろいろなフォーメーション、役割をやっていきながら自分たちのものにしないといけない。いくつもバリエーションがあれば、相手も戸惑うと思う。いろいろなフォーメーションを試していくことが一番良いのかなと思う」
オプションである4-3-3と4-4-2にはそれぞれ特徴がある。
「2トップになるとターゲットが2人いるので(2列目の)自分にボールもこぼれやすいし、クサビに入ったときにサポートしやすい。やりやすさはある。2トップになる分、攻撃的になるというのもある」
4-3-3のインサイドハーフなら、「ボールにたくさん触りながらリズムをつかめるという良さがあると思う」という考えを持っている。ただ、4-3-3の場合、清武自身は「僕がインサイドハーフに入ることはないと思う」と、2シャドーの位置になると予想。「僕はなるべくFWの近くでプレーして、ゴールに直結するプレー、1本のパスでゴールにつながるとか、ゴールを決めるとか、そういうことが求められていると思う」と話した。
ザックジャパン時代の11年に日本代表に初めて選出されてから5年。ブンデスリーガのハノーファーでは背番号10をつける中心選手だが、日本代表ではまだレギュラーの座を奪っていない。
「サッカー選手である以上、レギュラーでいたいという気持ちはあるが、良い選手が大勢いる中で毎回が競争だと監督からも言われている。その中で自分を高められるし、それがチームにとってプラスになると思う」
静かに闘志を燃やす清武。着実な成長でいつかレギュラーの座をつかむことを虎視眈々と狙っている。
(取材・文 西山紘平)
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