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U-19代表 神谷、野田、小川弾でバーレーンに競り勝ち初勝利

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 バーレーンで開催されているバーレーンU-19杯に参戦しているU-19日本代表は25日、第2戦でU-19バーレーン代表と対戦し、3-2で勝利した。22日のU-19マリ戦を0-2で落としていた日本だが、第2戦は競り勝って大会初勝利を挙げている。

 常に日本が先行する形でゲームを進めた。しかし前半9分にCKのこぼれ球をMF神谷優太(湘南)が押し込んで先制するが、同31分にカウンターを浴びて失点。同34分にはMF堂安律のFKからDF野田裕喜が左足で決める、“G大阪ホットライン”が開通したが、後半12分に再び同点弾を浴びてしまう。

 しかし日本は後半42分、エリア内での混戦を抜け出した、途中出場のFW小川航基(磐田)が右足で決勝点を蹴り込み、競り合いに決着をつけた。

 日本サッカー協会(JFA)によると、先制点を決めた神谷は「イージーミスや失点の場面でもっと自分ができることは何かを考えたい」と課題は多いと話す。ただ、終盤に勝ち越せたことに価値を見出すと、「まだ一番上を狙える可能性があるので、貪欲に優勝を狙い、チームの勝利に貢献できるように頑張りたい」と意気込んだ。

 2点目を決めた野田も「後半の終盤まで同点という厳しい状況でしたが、ベンチメンバー、スタッフ、スタンドで応援してくれる方、全員が諦めなかった結果が小川選手のゴールに繋がった」と手ごたえを語る。

 今大会は10月に同地で行われるAFC U-19選手権のシミュレーションでもある。MF伊藤涼太郎(浦和)は「最後のフィニッシュの精度であったり、そこにいたるまでのプレーの精度をAFC選手権に向けてさらに高めていきたい」と語れば、FW垣田裕暉(鹿島)は「個人としてもチームとしてもいいイメージで終われるようにしたい」と28日の最終戦となるU-19メキシコ代表戦に向け気合を入れ直した。

[先発]
GK:山口瑠伊
DF:小島雅也(HT→岩田智輝)、橋岡大樹、野田裕喜、舩木翔
MF:堂安律(90分+2→佐々木匠)、神谷優太、坂井大将、伊藤涼太郎(80分→久保田和音)
FW:垣田裕暉(80分→岩崎悠人)、吉平翼(71分→小川航基)

[控え]
GK:小島亨介、廣末陸
DF:大南拓磨、冨安健洋、初瀬亮
MF:森島司、伊藤洋輝

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