5戦連発中の“絶好調男”小川航基、初戦南アフリカは「デカいなと感じるけど…」
現在絶好調だ。U-20日本代表のエースFW小川航基(磐田)は、3月のドイツ遠征で行われたMSVデュイスブルク戦でハットトリックを記録すると、その後の対外試合で5試合連続ゴールを記録中。5戦8発と得点を量産した状態で、U-20W杯に臨もうとしている。
プロ1年目となった昨季はカップ戦で3試合に出場したものの、J1リーグでの出場はなかった。「今後、彼が日本の宝、日本を背負って立つストライカーになるであろうという位置付けで育てないといけない使命感もあるので、軽はずみなタイミングで使わないということは本人にも伝えてあった」と磐田を率いる名波浩監督は、小川起用のタイミングを見計らっていた。
出場機会が限られた中でも着実に成長した小川は今季の第4節神戸戦で途中出場してJ1リーグデビューを飾ると、ここまで5試合に出場。さらにルヴァン杯では、第3節FC東京戦でプロ初ゴールを含むハットトリックを達成と、5試合4得点と得点能力を存分に発揮している。
小川自身もリーグ戦に出場して、U-20W杯に臨めたことを大きなプラスとして考えている。「Jリーグで出場機会をもらえて、韓国に乗り込めたのは1つの自信になったし、今大会に気持ち良く臨める」。だが、そう語る一方で「ただ、ウルグアイやイタリアではもっと結果を出している選手がいる。そういう意味で自分は劣っているので、この大会でどこまでできるかを肌で感じたい」と慢心することなどない。
3日後の21日にはグループリーグ初戦の南アフリカ戦を迎える。「同じ宿舎に泊まっているので見かけますが、デカいなと感じるし、個人の身体能力は高いと思う。ただ、そういう相手と戦えるので、やりがいがある」。そう言い切ったストライカーは、世界を相手にしてもゴールラッシュを継続させようと静かに闘志を燃やす。
(取材・文 折戸岳彦)
●U-20W杯韓国2017特集ページ
プロ1年目となった昨季はカップ戦で3試合に出場したものの、J1リーグでの出場はなかった。「今後、彼が日本の宝、日本を背負って立つストライカーになるであろうという位置付けで育てないといけない使命感もあるので、軽はずみなタイミングで使わないということは本人にも伝えてあった」と磐田を率いる名波浩監督は、小川起用のタイミングを見計らっていた。
出場機会が限られた中でも着実に成長した小川は今季の第4節神戸戦で途中出場してJ1リーグデビューを飾ると、ここまで5試合に出場。さらにルヴァン杯では、第3節FC東京戦でプロ初ゴールを含むハットトリックを達成と、5試合4得点と得点能力を存分に発揮している。
小川自身もリーグ戦に出場して、U-20W杯に臨めたことを大きなプラスとして考えている。「Jリーグで出場機会をもらえて、韓国に乗り込めたのは1つの自信になったし、今大会に気持ち良く臨める」。だが、そう語る一方で「ただ、ウルグアイやイタリアではもっと結果を出している選手がいる。そういう意味で自分は劣っているので、この大会でどこまでできるかを肌で感じたい」と慢心することなどない。
3日後の21日にはグループリーグ初戦の南アフリカ戦を迎える。「同じ宿舎に泊まっているので見かけますが、デカいなと感じるし、個人の身体能力は高いと思う。ただ、そういう相手と戦えるので、やりがいがある」。そう言い切ったストライカーは、世界を相手にしてもゴールラッシュを継続させようと静かに闘志を燃やす。
(取材・文 折戸岳彦)
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