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“U-20卒業”久保建英のコパ・アメリカ招集、大金社長「総合的に判断したい」

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MF久保建英

[5.8 ルヴァン杯グループB第5節 FC東京0-0仙台 秩父宮]

 FC東京の大金直樹社長が取材陣に対応し、MF久保建英のコパ・アメリカ招集について言及した。7日、U-20ワールドカップに臨むU-20日本代表メンバーが発表されたが、久保は選外となり、6月のA代表初招集が確実とみられている。

 昨年10月のU-19アジア選手権は久保が攻撃陣を牽引し、チームにU-20W杯出場権をもたらした。「(U-20に)クラブとして協力する姿勢はありました」と、本来はポーランドに送り出す構えだった大金社長は、コパ・アメリカ派遣については「総合的に判断したい」と繰り返した。

「クラブとしてはリーグ戦の最中という事情がある。だからと言って『協力しない』ということはないが、総合的に判断をする」。コパ・アメリカは協会に選手の拘束力がないため、Jクラブはシーズン中に主力を抜かれてしまう。

「コパに関して言うと、Jリーグを含めてどういう位置付けなのか、という部分が大事だと思う。サッカー界なり、Jリーグなり、全体として合意してからいく大会なのかなと思います」

 この日は関塚技術委員長が視察に訪れたが、「正式に(決定した)とは聞いていない。『決まり』とか『呼びます』というのは一切聞いていない」と大金社長。“U-20卒業”が正式に決まった久保の反応については「彼自身、去年予選を戦って、U-20のチームとして本戦にも行きたかった気持ちはあったんじゃないかと思います。本人には聞いていないです」と説明した。

(取材・文 佐藤亜希子)

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