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U-20W杯初戦はエクアドルの“エース封じ”へ結束「日本らしい組織的な守備を」

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U-20日本代表は“エース封じ”へ結束

 U-20ワールドカップに臨むU-20日本代表は21日、グループリーグ初戦が行われるポーランド・ビドゴシュチュの練習場で冒頭15分を除く非公開練習を行った。

 選手たちはトレーニング前、初戦の会場となる約2万人収容のビドゴシュチュ・スタジアムに入り、ピッチの状態を確認した。DF瀬古歩夢(C大阪)は「日本に比べて芝が長かった。ボールが滑らないところはありますけど、柔軟に対応できると思う」と印象を語った。

 23日の初戦で対戦するU-20エクアドル代表は攻守に隙がなく、U-20南米選手権を制した大会屈指の強豪国。GK若原智哉(京都)が「後ろが崩れなければ負けることはない」と言うように、とりわけ守備陣の奮起が求められる一戦となるだろう。

「後ろは我慢強くハードワークして守っていきたい。前線から守備が始まりますし、バラバラじゃなく、日本らしい組織的な守備をしていきたい」(若原)

 相手のエースはU-20南米選手権で6ゴールを挙げ、得点王に輝いた187cmの長身FWレオナルド・カンパーナ。DF三國ケネディエブス(福岡)は「今大会で1、2を争うくらいのストライカー。その選手をどれだけ封じ込めるかでグループリーグ、勝ち進んだ後のトーナメントに生きてくると思う。どれだけ抑えられるかにかかってくる」と気を引き締めた。

 すでにA代表でもプレーする“エース封じ”に向け、センターバック陣は準備を進めている。瀬古は「得点源というのは確かなので、センターバック同士で協力して抑えられれば。意識してチャレンジして、潰しにいきたいと思っています」とイメージを膨らませた。

(取材・文 佐藤亜希子)

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