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“飛び級”招集へアピール。U-18日本代表候補合宿の巴戦で山口の17歳FW河野孝汰が2発

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山口FW河野孝汰はU-18日本代表候補合宿の巴戦で2ゴール

 高校1年生だった昨年にJ2デビューを果たし、今年もJ2で18試合に出場の17歳。今年7月の長崎戦でJ2初ゴールも記録しているFW河野孝汰(山口)が、U-18日本代表候補合宿の巴戦で2ゴールを決めた。

 1本目はゴール前の折り返しに合わせながらシュート精度を欠くシーンもあったが、2本目に頭で2発。開始直後に左クロスから頭で1点目を奪うと、39分には同じく左クロスから鮮やかなダイビングヘッドでゴールを破った。
 
 河野は「前日から『自分の動き出しを見ていてくれ』と仲間たちに伝えていた。クロスの入り方は自分の得意でもある。相手の間に入って良いゴールを決めることができた」。ゴール前でのクオリティの高さや頭でも決められる強みを発揮し、U-19日本代表監督を兼任する影山雅永監督にアピールした。

 ただし、合宿を経て動き出しのアクションの数が「まだまだ少ない」と分析する。もっと決められるチャンスが今回の巴戦でも、J2でもあったことは確か。2歳上のU-19世代に“飛び級”する可能性も十分のストライカーは、ゴール数はもちろん、足下で受ける回数、相手の背後へ抜け出す回数を増やし、活躍の幅を広げる。

(取材・文 吉田太郎)

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