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「本当に頭が痛い」なでしこ高倉監督嬉しい悲鳴、東京五輪メンバーは「心を込めて選手を選びたい」

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[5.13 国際親善試合 日本女子 5-1 メキシコ女子 カンセキ]

 東京オリンピック出場メンバー入りをかけた最後のサバイバルマッチを戦い終えた日本女子代表(なでしこジャパン)の高倉麻子監督は「みんなが結果を出すので、本当に頭が痛い。いい意味でいい結果を出してくれている」と嬉しい悲鳴を上げた。

 コロナ禍で1年以上試合のなかったなでしこジャパンだが、今年4月の親善試合から4試合で27得点。失点もわずか1と、監督も言う「みんなが結果を出して」、18人と狭き門となっている五輪メンバー入りをアピールしてきた。

 五輪代表メンバーは今月末に発表になるとみられる。「スタメンを張れる選手を多く選びながら途中出場でアクセントをつけられる選手を選ぼうと思っている」と構想を明かすと、「細心の注意を払いながら心を込めて選手を選びたい。試合を決められる選手は持っておきたいのでそこは外さずに、バランスよくチームを循環させながら1試合1試合ベストな状況で戦えるような布陣を選んでいきたい」と言葉を選びながら答えた。

「彼女たちの人生がかかっていると受け止めている。ベストと信じた選手を選んでいきたい。18人を選びますが、日本の女子サッカーを支えているという意味では私の選手に対する思いは変わりません。若手が結果を出している?若くて能力のある選手はここに呼んでいない選手もたくさんいるのが日本の現状。ただグラウンドに立てば年齢は関係ないので、結果を出してくれたことは頼もしく感じた。日本の未来を背負って行ってほしいし、これに満足することなく、1日1日成長していってほしいと思います」
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