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C大阪・香川、初の平成生まれ代表候補

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 MF香川真司(19=C大阪)が平成生まれで初めて日本代表候補に選出された。J2クラブからの選出は04年2月のFW黒部光昭(30=当時J2京都)以来、約4年2ヵ月ぶり。本来は2012年ロンドン五輪を目指す世代。だが18日付スポーツニッポンによると「攻撃的な部分を見てほしい。通用しなかったらしなかったでいい。がむしゃらにやりたい。何かを感じて帰ってこられれば」と意欲を見せたという。

 岡田武史監督(51)は「アンゴラ戦でプレーを見てビックリした。ボールが持てるし、フリーランニングもできる」と招集理由を説明した。3月27日のU-23日本代表のアンゴラ戦を視察し、香川の能力を高く評価。今月6日の甲府戦に大木武コーチ、13日の広島戦には大木、大熊清コーチを派遣するなど継続的にチェックして選出を決断した。世界では代表で活躍する10代選手は珍しくないだけに、香川にかかる期待は大きい、と同紙は伝えている。

(文 吉田太郎)

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