U-23世代のDF長友佑都(21=F東京)が左サイドバックでA代表デビューを飾る。前日練習でも主力組に入り、積極的なオーバーラップからクロスを送るなどアピール。24日のコートジボワール戦(豊田ス)での先発が確実になった。
　コートジボワールの右MFはアーセナルのMFエブエが有力。世界トップクラスの選手とのマッチアップに「自分がどれだけできるのか試したい。どんどんチャレンジしたい」と意気込んだ。
　同世代はトゥーロン国際大会に出場し、北京五輪に向けて強化を進めている。五輪メンバー入りへ焦りがないと言えば嘘になるが、A代表でのアピールが北京につながるのも確か。「すごくいい経験をさせてもらっている。これを機に成長しないと。経験は本当に大事。代表戦には(Jリーグや五輪代表と)違う緊張感があるだろうし、それが刺激になって成長できると思う」と目を輝かせていた。

(取材・文　西山紘平)