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“サプライズ”なし、U-23メンバーはトゥーロン組から

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 U-23日本代表の反町康治監督は5日、6月12日に行われる国際親善試合U-23カメルーン代表戦(国立)へ向けたU-23日本代表メンバーを発表した。
 “サプライズ”はなかった。今回、4位で終えたトゥーロン国際大会(5月、フランス)メンバー以外から選出されたのは、負傷中のFW岡崎慎司(清水)に代わって招集されたFW興梠慎三(鹿島)のみ。オランダ、フランスを破り、イタリア、コートジボワールとPK戦にもつれ込む熱戦を演じたトゥーロン国際大会とほぼ同じメンバー構成となった。反町監督は「トゥーロンとほぼ同じメンバーになったが、トゥーロンの戦いから手ごたえを感じたのは事実。トゥーロンでは誰一人別のベクトルを向いた選手はいなかった。このままの流れを大事にしていきたい」と選考理由を説明。そして「今回のカメルーン戦のメンバーが中心になって北京に行くと思ってもらっていい」と加えた。今後、導入が想定されるオーバーエイジ、日本代表組、負傷者以外は、トゥーロン組から北京へ大きな“改革”はなさそうだ。

(取材・文 吉田太郎)

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