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U-20W杯の日本代表メンバー海外組は3人…欧州に渡った福井太智、チェイス・アンリの成長を指揮官が語る

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MF福井太智(バイエルン)とDFチェイス・アンリ(シュツットガルト)

 U-20日本代表は8日、5月20日にアルゼンチンで開幕するU-20ワールドカップのメンバーを発表した。海外組は3人を選出。DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)、DF高橋仁胡(バルセロナ)、MF福井太智(バイエルン)がメンバー入りを果たした。

 高橋は今年3月のU20アジア杯以来、福井は昨年11月のスペイン遠征以来の招集となった。アンリは昨年にU-19日本代表候補として選ばれていたが、本メンバー入りは初となる。

 冨樫剛一監督は3月のU20アジア杯を振り返り、「より強度の高い、よりスピーディな、高さも含めていろんなもの、まだまだアジアの中でもっとよくしていかなければいけない」と再確認したという。欧州視察を行った上で「彼らが戦っている日常が間違いなくW杯のレベルに近い」と印象を語る。「なので、彼らが私たちのチームに力になる選手、必要になる選手として選出させていただいた」と選出理由を挙げた。

 アンリは昨年からシュツットガルトのセカンドチームで活動。福井は今年サガン鳥栖U-18からバイエルンのセカンドチームに加入。4部リーグ相当で戦っている。指揮官は2選手の成長を語る。

 福井について「バイエルンのセカンドチームでしっかりとレギュラーを取って、攻守で中心となってプレーしているのを確認している。リスタートの部分も蹴っている。トップチームの練習も参加して、ものすごくいい状態でいる」とコメント。アンリについて「主戦場はセカンドチームになる。チーム自体があまり調子が良くなく、ゲーム展開も非常に苦労している中、もがき苦しみながらもゲームの中での環境、敵のインテンシティも含めてしっかり戦っている」と現状の認識を明かした。

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