[7.31 女子W杯グループC第3節 日本 4-0 スペイン ウェリントン]

　圧倒的な強さを見せつけた。日本女子代表(なでしこジャパン)はグループリーグ3戦目でスペインに4-0と快勝。2得点を挙げたMF宮澤ひなたは「耐える時間が多い試合だったんですけど、みんなでしっかり守って、勝って笑って終われたことはうれしいです」と振り返った。

　宮澤が再び躍動した。前半12分、MF遠藤純が左サイドからクロスを上げると、ファーサイドの宮澤がボールを収める。宮澤は敵陣内で相手GKを冷静に見ながら、左足シュートを決め切った。2-0で迎えた同40分にも再びカウンター。FW植木理子のポストプレーから宮澤が抜け出し、PA右からシュートを叩き込んだ。

　1点目は「純があのタイミングで上げてくることは予想していた。理子が動いてくれたのでファーを狙った」と目論見どおりのゴールとなった。相手GKとの対峙には「緊張した」と言いつつも、冷静にタイミングをずらしたファインゴールだった。宮澤は今大会4点目。「素直にうれしい。みんなのおかげで取れた」と喜びを語る。

　決勝トーナメント1回戦ではノルウェーと対戦。「1点が大事になってくる。しっかりチャンスを決め切れるように」と意気込みを語った。

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