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快進撃なでしこジャパン、次戦はFIFAランク首位アメリカか3位スウェーデン…池田監督「準備して迎えたい」

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池田太監督

[8.5 女子W杯決勝T1回戦 日本 3-1 ノルウェー ウェリントン]

 日本女子代表(なでしこジャパン)の快進撃が止まらない。決勝トーナメント1回戦でノルウェーに3-1と勝利を収めた。池田太監督は試合後のフラッシュインタビューで「タフなゲームを予想していた。ノルウェーもストロングを生かしてきたが、選手全員がハードワークできた」と振り返った。

 グループリーグを3連勝で終えたなでしこジャパンは決勝トーナメントでも勢いは止まらず。前半15分にオウンゴールで先制すると、同20分に同点に追いつかれる。しかし、後半5分にDF清水梨紗が勝ち越しゴール、同36分にはMF宮澤ひなたが今大会5点目となるダメ押しゴールを挙げ、3-1で地力の差を見せつけた。

 指揮官は「最初は攻めの糸口を見つけられなかった」と語るように、前半は1-1で折り返した。ハーフタイムに修正を施しており、「少し中盤の選手が後ろにボールを受けに下がっていた。もう少し前にいってもいいんじゃないかと指示を出した」と語る。指揮官の指示が功を奏し、後半2得点で勝利を手にした。

 決勝トーナメント初戦での激戦に、池田監督は「ノックアウトステージのしびれる試合で、自分たちの持っているものを出していくことができた。アグレッシブに戦うことを共有してきた」と手応えを語った。

 準々決勝は11日に控える。対する相手はFIFAランク首位のアメリカと3位のスウェーデンの勝者となる。指揮官は「しっかり回復して、準備して迎えたい」と意気込みを口にした。

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