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“壁を破る”V弾を挙げたなでしこ清水梨紗「全員が同じ方向を向いている」女王奪還を目指すチームに手応え

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決勝点を挙げたDF清水梨紗

[8.5 女子W杯決勝T1回戦 日本 3-1 ノルウェー ウェリントン]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は5日、女子W杯決勝トーナメント1回戦でノルウェー女子代表に3-1で勝利し、2大会ぶりのベスト8進出を果たした。

 前半15分にオウンゴールで先制した後、ノルウェーの高さを生かした攻撃から同点弾を許したが、後半5分にペナルティエリア内で相手のパスをカットしたDF清水梨紗が勝ち越しゴールを奪取。同36分にはカウンターからMF宮澤ひなたが決めて突き放し、そのまま3-1の快勝を飾った。

 決勝点のスコアラーとなったDF清水梨紗は試合後のフラッシュインタビューで「前半から左サイドからいいボールがたくさん来ていたので、いつか自分のところに来ると思って走っていました」と振り返り、「うまくゴールに入ってくれて良かったです」と喜んだ。

 同点に追い付かれた時もチームに焦りはなかったという。

「本当にポジティブな言葉があふれていました。1-1になった時も誰1人ネガティブなこともなかったですし、自分自身も本当にもう1点取るんだって気持ちでいたので、すごくいい雰囲気で今日の試合もできたと思います」

 2019年のフランス大会はラウンド16で敗退。「2019年に悔しい思いをしたので、まだまだこれからですけど、1つ壁は破れたなって気持ちです」。12年ぶりの女王奪還に向け、清水は「(チームは)本当に明るいです。全員が同じ方向を向いているので、これからもどんどん勝ち上がっていきたいなと思います」と力強く誓った。

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