[9.12 キリンチャレンジ杯 日本 4-2 トルコ ゲンク]

　4-1で快勝したドイツ戦から中2日という試合で先発10人を入れ替えて臨んだトルコ戦も4-2で勝利し、欧州遠征を2連勝で終えた。

　日本代表の森保一監督は試合直後のテレビインタビューで「結果は別として、大幅にメンバーを変更した中、選手層を上げる、チーム全体をレベルアップする、戦術を共有するという部分で、苦しい時間帯もありながら、選手がまた一つ良い経験を積んでくれた」と評価した。

　左サイドバックのDF伊藤洋輝を除く先発10人を入れ替え、最終ラインでは右サイドバックのDF毎熊晟矢、左センターバックのDF町田浩樹がA代表デビューとなった。ボランチのMF伊藤敦樹、左サイドハーフのMF中村敬斗も初先発となる中、その伊藤敦がA代表初ゴールとなる先制点を決め、中村敬も2得点。毎熊もアシストを記録した。

　後半はトルコに押し込まれる時間帯もあったが、MF遠藤航を後半途中から起用して試合の流れを落ち着かせ、最後は途中出場のMF伊東純也が自ら獲得したPKを沈め、4-2とダメを押した。

　森保監督は「より厚い選手層の中でより強いチーム、より勝つ確率を高められるチームを作っていこうと思っている。選手たちがよくトライしてくれたと思う」と称えた。

---

●北中米W杯アジア2次予選特集ページ