beacon

南野拓実がカタールW杯以来の代表復帰!森保監督は鎌田不在のトップ下起用を示唆

このエントリーをはてなブックマークに追加

カタールW杯以来の代表復帰となったMF南野拓実

 カタールW杯で10番を背負ったMF南野拓実(モナコ)がW杯以来の代表復帰を果たし、第2次森保ジャパン初招集となった。

 日本代表森保一監督は「今シーズン、ヨーロッパの選手たちのプレーをスカウティングしている中で、非常に調子よくチームに貢献しているというところを確認して今回の招集になった」と説明。開幕4試合で3ゴール3アシストを記録し、8月のリーグアン月間最優秀選手にも選ばれた好調ぶりが評価された。

 モナコでは主に2シャドーの一角でプレーしている南野だが、森保監督は起用法について「4-2-3-1ではトップ下がまずベースかなと思っている」と指摘。さらに「4-1-4-1で戦う場合は基本的にインサイドハーフのところでプレーするかなと思う」としたうえで、「トップもウイングもできる。前回のカタールW杯ではウイングとしてプレーしながら内側に入って潜り込んでくるプレーをしてもらった」と、さまざまな役割をこなすことができる柔軟性にも期待している。

 4-2-3-1のトップ下ではMF鎌田大地が「コンディション不良」を理由に招集外となっており、南野とMF久保建英が候補になる。久保は鎌田同様に選外となったMF堂安律不在の右サイドがクラブでは主戦場ということもあり、南野に与えられるプレー時間も長くなりそうだ。

(取材・文 西山紘平)

●北中米W杯アジア2次予選特集ページ
西山紘平
Text by 西山紘平

TOP