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久保建英が完全復活か…森保Jアジア杯全体練習に初合流!! 三笘薫も初めてピッチに姿見せる

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MF久保建英(ソシエダ)が完全合流か

 アジアカップを控える日本代表は11日、カタール・ドーハのトレーニング施設で再始動した。負傷のため室内調整が続いていたMF久保建英(ソシエダ)、MF三笘薫(ブライトン)が今合宿で初めてピッチに登場。久保は公開部分のフルメニューに参加し、完全復帰に期待を示した。

 久保はこれまで左太ももの負傷で別メニュー調整していたが、この日はスパイク姿で全体トレーニングに参加。報道陣に公開されたボール回し、パス&コントロール、5対5のポゼッション練習に全て参加した。鋭い重心移動でも怪我の影響を感じさせずにプレーしており、順調な回復ぶりを見せていた。

 一方、左足首を負傷中の三笘は全体練習に加わらず、開始から45分間が経過したタイミングで遅れてピッチに登場。スタッフに付き添われながらゆっくりとランニングしていた。

 練習は冒頭50分間が報道陣に公開され、全体メニューにはトレーニングパートナーを含む29人が参加。負傷明けのDF冨安健洋(アーセナル)と、合流直後の練習を体調不良で1日欠席していたDF中山雄太(ハダースフィールド)は全体には加わらず、別メニューで調整していた。

 冨安と中山はそれぞれ2人でロングキックを蹴った後、冨安はハイジャンプを伴うヘディング、中山はスプリントの個人メニューをこなしており、状態は悪くないとみられる。また5対5のポゼッション練習には前田が不参加。日本サッカー協会(JFA)の広報担当者によると、中山と前田はいずれも怪我ではなく、「試合に向けてのコンディション調整」だという。

 チームは5日午前から順次、カタール・ドーハ入りし、9日に非公開のトレーニングマッチ・ヨルダン戦を実施。10日は午前中に室内でリカバリー調整した後、午後はオフを取り、この日が再始動となった。練習は一部非公開で行われており、14日のグループリーグ初戦・ベトナム戦に向けて戦術的な要素も組み込みながら最終調整に入っている。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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