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イラクに狙われた右サイドに毎熊晟矢「難しい対応を強いられている印象があった」

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DF毎熊晟矢(C大阪)

 日本代表はアジアカップ第2戦イラク戦(●1-2)から一夜明けた20日、カタール・ドーハの練習施設で再始動し、イラク戦の控えメンバー14人が調整した。終了後、DF毎熊晟矢(C大阪)が報道陣の取材に応じ、ベンチから見つめた敗戦を振り返った。

「前半はしてはいけない時間帯で失点してしまったなという印象があるし、特に2点目に関しては踏ん張りたいところで踏ん張れなかった印象がある。試合終盤に相手が引いてきて押し込んだけど、その時間帯をもっと早く作っておけば、会場の雰囲気含めてもっとこっちの試合に持っていけたのかなと思う」

 その2失点につながったのはいずれも右サイドを破られた形。「向こうの左サイドを見ていて、とても良い選手が並んでいると思ったし、対応としても難しい対応を強いられている印象があった」。同じ右SBのDF菅原由勢(AZ)が1対2の守備を迫られた場面も続き、「そこが一番SBが難しい選択をさせられている部分。DFラインだけでなくチームとしてそこを作らせない、作らせてもスライドし切るところをやっていかないといけない」と力を込めた。

 ベトナム戦では後半32分から途中出場。続くイラク戦では攻撃の組み立てを意識しながら、自身がピッチに立つイメージをしていたという。「まずはビルドアップのところでもうちょっと落ち着かせられればというのは前半見ていて思ったし、特に最後相手が5バックになって、押し込んでいた時は、もう少しSBが厚みを作れればと見ていて思った」。24日のインドネシア戦でピッチに立つチャンスがあれば、まずは攻撃面で違いを見せていく構えだ。

(取材・文 竹内達也)

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竹内達也
Text by 竹内達也

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