21日の練習に参加せず、室内で別調整となっていた日本代表MF南野拓実(モナコ)が23日の前日練習後に報道陣の取材に応じ、「ももかんの打撲があったので、大事を取った」と説明し、24日のインドネシア戦に向けては「問題ないです」と強調した。

　すでに22日のトレーニングから全体練習に復帰しており、試合出場に支障はないようだ。インドネシアについては「ベトナムを下してグループリーグ突破の望みがある。120%のモチベーションで来ると思う」と警戒。「受けてしまうと難しい展開になる。どんな相手でも自分たちがチャレンジャーの気持ちで、受けずに攻めの姿勢を崩さず、気持ちの面でも相手を上回れるようにやっていきたい」と力説した。

　そこは19日のイラク戦(●1-2)で足りていなかった部分でもある。自身も先発した一戦について「自分たちのミスとか、ファウルで止めるべきところを止め切れなかったりとか、目の前の試合に勝つためだったらイエローカードとか次の試合とかどうでもいいと、その1試合に懸ける気持ちが相手の方が上回っていたかもしれない」と振り返り、「だからこそ次の試合に向けては、この試合を勝つためだけに全力を尽くす気持ちが大事になる」と一戦必勝を誓った。

(取材・文　西山紘平)

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