beacon

MF遠藤航が考える日本の“生命線”「そこで上回れたことが勝利の要因」

このエントリーをはてなブックマークに追加

日本代表MF遠藤航

[1.24 アジア杯グループD第3節 日本 3-1 インドネシア アルトゥママ]

 3発快勝を収め、グループ2位通過を決めた。日本代表MF遠藤航は「どんな相手であれ、やっぱり勝つというのは難しいことを思い知らされたグループリーグだった」と試合後のフラッシュインタビューで振り返った。

 インドネシア戦では、序盤から主導権を握って試合を進めた。ボールを保持して相手を押し込み、たとえボールを失っても、高い位置からの連動したプレスですぐさま回収して攻撃権を奪い返す。この点には遠藤も手応えを感じているようだ。

「しっかり前向きにチャレンジするところと失ったあとの切り替えはチーム全体で意識していた。そこが生命線だと思うし、そこで漏れると相手もカウンターをしてくるところで、切り替えの早さと運動量で相手を上回れたところが勝利の要因だと思う」

 開始6分にFW上田綺世の得点で先制すると、後半7分に上田が2点目を決め、43分にはオウンゴールで加点。45+1分に失点したものの、そのまま逃げ切って3-1の勝利を収めた。

 グループリーグでは苦戦を強いられた。初戦ベトナム戦では勝利を収めながらも一時リードを許し、第2戦イラク戦ではまさかの黒星を喫した。インドネシアに勝利を収め、グループリーグ2位通過を果たしたが、「勝つというのは難しい」ことを痛感することとなった。

 次戦は31日、決勝トーナメント1回戦を迎える。対戦相手は現時点で決まっていないが、「とにかく自分たちの力を最大限出すために毎試合毎試合準備すること、今日のような試合をしっかり続けることが次に向けて大事だと思う」と気を引き締め直した。

●AFCアジアカップ2023特集
ゲキサカ編集部
Text by ゲキサカ編集部

TOP