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「最後は力が入らなかった」試合後座り込んだ板倉滉、左足打撲も軽傷強調

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日本代表DF板倉滉

[1.31 アジア杯決勝T1回戦 日本 3-1 バーレーン アルトゥママ]

 大事には至らなかったようだ。後半アディショナルタイムにFWアブドゥラ・ユスフとの競り合いでピッチに倒れ込んだ日本代表DF板倉滉(ボルシアMG)はその後、プレーを続けたが、タイムアップのホイッスルが鳴ると、再びピッチに座り込んだ。

 左すねあたりを抑えていたが、打撲だったようで、試合後、報道陣の取材に「大丈夫です」と軽傷を強調。「最後はあんまり力が入らなかった」というが、中2日で迎える準々決勝に向けては「2日あるので大丈夫」と影響を否定した。

 体調不良による影響で24日のインドネシア戦(○3-1)はベンチ外。2試合ぶりの先発だったが、194cmの長身FWであるユスフに対しても体を張って対抗した。「相手の特徴はハッキリしていた。FWに背の高い選手がいる分、競り合いの前のポジショニングで優位に立ちたかった。ラインコントロールもうまくできていたと思う」と、コンパクトな守備で相手に自由を与えず、チーム全体でセカンドボールへの反応も早かった。

 2-0の後半19分にまたしてもセットプレーから失点し、クリーンシートを逃したことについては「(失点)ゼロで終わりたかった気持ちはある」と悔やんだが、GK鈴木彩艶とFW上田綺世が交錯する不運な形に「ああいう失点は起こることもある」と指摘。「次につなげたという意味で、もう1点取れたことを今日は評価したい」と、その後、上田が突き放す3点目を奪って勝利を決定づけた試合展開に目を向けた。

(取材・文 西山紘平)

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西山紘平
Text by 西山紘平

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