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イランとの大一番へ中村敬斗「シュートが得意なのでPKも得意」

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日本代表MF中村敬斗

 アジア杯グループリーグ初戦のベトナム戦で1得点し、4-2の勝利に貢献した日本代表MF中村敬斗(スタッド・ランス)が3日の準々決勝・イラン戦に向けて意気込みを示した。

 日本が決勝トーナメント1回戦でバーレーンを3-1で破ってから約2時間半後にキックオフされたイラン対シリアの試合を観戦。「レッドカードが出たけど、その前はイランが押していた。前線に強力な選手がいるイメージで、球際もアグレッシブ」と印象を述べた。「テレビ見るのと、実際に試合をするのとでは全然難しさが違うというのをアジアカップで感じている。イラン戦も間違いなく強敵だと思う」と警戒を強める。

 日本代表は1月5日からドーハで合宿を開始し、大会が始まってからはすでに18日間で4試合をこなしている。中村は「みんな少なからず疲れはあると思う」と指摘するが、チームはグループリーグ最終戦のインドネシア戦(○3-1)後に2日間のオフを取るなど、リカバリーはしっかりやってきた。

 同じ中2日で、相手は延長戦、PK戦まで戦って勝ち上がってきただけに、「相手(イラン)の方が試合時間も遅かったですし、コンディション面で中2日というところは言い訳にならない」と言葉に力を込める。日本と実力が拮抗したイランが相手であるだけに、PK戦までもつれ込む可能性もあるが、「練習もしていますし、シュートが得意なのでPK自体も得意な方だと思います」と頼もしい。

 所属するスタッド・ランスのチームメイトでもあるMF伊東純也の離脱についてコメントを求められると、「なんて言えば良いか分からないですが……。ノーコメントでお願いします」と硬い表情を見せつつも、「それは関係なく、みんなすごく集中していると思う」と言い、前を向いた。

(取材・文 矢内由美子)

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矢内由美子
Text by 矢内由美子

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