北京五輪へ出場するU-23日本代表は28日、東京・国立競技場でU-23アルゼンチン代表戦(29日、国立)へ向けた公式練習を試合会場の国立競技場で行った。以下、U-23日本代表選手公式練習後コメント

●MF香川真司(C大阪)
「アルゼンチンはスゴイ体しっかりしているし、オーラがある。同じピッチで試合すると考えると楽しみだし、思い切りやりたい。(アルゼンチンはみんな)世界で活躍しているし、どれだけ(いいところを)盗めるか。まずは絶対勝つ気でいきたい。絶対チャンスはあると思う。慌てずにやれば、シュートまで持っていけると思うし、チャンスはあると思う。明日はいいテストだと思う。頑張っていきたい」
―A代表としてチームに何か還元したいと考えているか?
「A代表で経験したことはここでしっかり出さないといけない。このチームでもしっかり結果を出したい」
―アルゼンチンにはメッシがいないが?
「メッシがいないことは残念。でもメッシがいない分、相手の攻撃は弱くなる。しっかり頑張りたい」
―明日どのようなプレーをしたいか?
「勝つことしか考えていない。親善試合だけどアルゼンチンに勝ったというところをみんなに見せたい。明日はハイプレッシャーの中でどれだけできるか。ここで力を出せれば、『自分の技術は高い』と言えると思う。精一杯やりたい。北京へのモチベーション上がっているし、今はすごく楽しみなことが多い」

●DF森重真人(大分)
「相手に合わせるというよりも自分たちがやることをしっかりやること。いい相手なので自分のやるべきことがどこまでできるか確認したい」
―ケガは問題ないか?
「ケガは全く関係ない。休めたし全く問題ない」
―アルゼンチンの印象は?
「アルゼンチンはボールをつないで相手を崩すことのできるチームだと思う。いつもどおり大丈夫だということではやられる。細かいところも話しながらやりたい。そして恐れずに戦いたい」
―北京までに気をつけたいポイントは?
「最後は1対1のところだと思う。ここをやられたら失点する。ここは絶対抑えたい。いい守備をすればいい攻撃が出来ると思う。いい攻撃につなげていきたい。自分としてはDFラインの連係。チャレンジ&カバーとかしっかりやれればいいと思う」

●DF水本裕貴(京都)
「この合宿でやってきたことを出すこと。チームとしてやるべきことが固まりつつある。(明日は)結果を重視しながら、見ている人に面白いと思わせるサッカーをしたい。そしてアメリカ戦へピークを合わせていきたい」

●MF梶山陽平(F東京)
「今までやってきたことを全部出して、悪いところは修正して本大会に臨みたい。有名な選手とどこまでできるか楽しみだし、やってやろうという気持ちがある」

●FW豊田陽平(山形)
「明日はどれだけチームに貢献できるか。高さを活かして競り合いとかやってみたい。動きながら自分の長所を活かしたい」
―明日は李選手が欠場するが?
「(李のことは)よく分からない。でも出場時間は長ければ長いほうがいいけど。いい試合をしていい状態で本大会を迎えたい」

●DF安田理大(G大阪)
「欧州のチームよりも南米の方が強いと思う。日本はしっかりチームが攻撃できるようにやりたい。相手は遠くから来ているし、体調は万全ではないと思う(チャンスはある)」

(取材・文　吉田太郎)