日本女子代表は28日、東京都内でアルゼンチン女子代表戦(29日、国立)へ向けた最終調整を行った。29日付サンケイスポーツによると、両太もも裏痛のため、24日のオーストラリア女子代表戦を欠場したFW荒川恵理子(28=日テレ)が、練習で主力組に入りプレー。アルゼンチン戦での先発が濃厚になったという。一時は走るだけでも痛みを感じたが、「順調にきている」と回復ぶりを強調。佐々木則夫監督(50)も「故障していた選手がどんな状態か、日本でチェックしたい」と話しており、31日の中国入りを前に荒川の状態を確認する考えのようだ。
　荒川は04年アテネ五輪で強豪・スウェーデンからゴールを挙げているストライカー。先発奪回へアルゼンチン戦でチャンスを活かせるか。

(文　吉田太郎)