beacon

長友佑都がカタールW杯以来の電撃復帰!森保監督はリーダーシップに期待「ピッチ内外で存在感を」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 日本サッカー協会(JFA)は14日、北中米ワールドカップアジア2次予選2試合の日本代表メンバー26人を発表した。

 負傷離脱中のDF中山雄太に代わってカタールW杯以来の電撃復帰となったDF長友佑都(FC東京)について森保一監督は「ピッチ内外で存在感を発揮してもらえればと思っている」と、37歳のベテランに期待を寄せた。

「これまでの活動を振り返り、いろんな成果と課題の中での招集ということになった」。ベスト8敗退に終わったアジアカップでの反省、課題もあった。チーム内でリーダーシップを発揮し、ピッチ内外でチームを牽引できる存在として、長友に白羽の矢を立てた。

「ピッチ外、プレー外のところで言うと、どんなときにも反省を怠らず、でもポジティブに前向きに振る舞ってくれるところは、現在のチームでも選手は意識してやってくれているが、彼には突き抜けているところがある」

 敵地での北朝鮮戦を控える中での復帰。さらに今後、2次予選を突破すればW杯アジア最終予選へと戦いが進んでいく中、「これからより厳しい戦いになっていく中、彼がもたらしてくれるエネルギーに期待したいと思っている。ピッチ外のところはもちろん期待している」と招集を決断した。

 一方で指揮官は「まずはプレイヤーとして選んだということを伝えたい」とも指摘。「Jリーグをこの3節視察して、選手として評価した。主観的にもチームの中で存在感を発揮し、いいプレーができている。客観的なデータとしても高強度なプレーを続けており、日本人選手の中でもトップグループとして発揮していることを示している」と、今季のパフォーマンスを評価しての招集であることを強調。「何かすごい欠けているから彼に頼るということは考えていない。さらなるパワーアップのために長友を招集させてもらうということで考えている」と力説した。

(取材・文 西山紘平)

●北中米W杯アジア2次予選特集
西山紘平
Text by 西山紘平

TOP