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A代表候補合宿、選手コメント

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 日本代表候補は合宿2日目の29日、千葉県内で約1時間半の練習を行った。また、練習前のミーティングでは約30分間の映像を見て、チームコンセプトを確認した。
以下、練習後の選手コメント

●FW佐藤寿人(広島)
―ミーティングではどんな映像を見た?
「CLの試合とか、アーセナルとかミランとか。攻守の切り替えでボールを奪ってから点が入ったシーンとか、世界のサッカーは守備の意識が高い。代表の試合もあって、(5月の)コートジボワール戦(1-0)のタマさん(玉田)のゴールとか。ニアで嘉人(大久保)がつぶれて、クロスボールに対して2、3人入っていっていた。あれはすごくいい形。チームのコンセプトを理解する意味で大事。今日の練習なんかもずっとやっている選手にはおなじみの練習だったと思うけど、僕は2回目なので」

●MF青木剛(鹿島)
―初招集だが、ミーティングではどんな話を?
「チームの狙いとしているところが鹿島とビックリするぐらいに似ているところがあった。鹿島のミーティングを聞いているのかなって思うぐらいビックリして。自分の中では強くそう感じた。世界のビデオを見たりしたけど、狙いとしているところがすごい似てた。逆に鹿島でやっているサッカーに自信が出たというか、またチームに帰ってやっていけば、すごくいいサッカーができる気がする」

●MF今野泰幸(F東京)
―今日で練習は終わりだが?
「いい緊張感の中でいい練習ができたと思う。久しぶりだったので楽しかった」
―新しい選手とのコミュニケーションは?
「ミーティングもしたし、Jで知っている選手ばかりなので大丈夫だと思う」
―ミーティングで見た映像というのは?
「世界のリーグのビデオを流しながら。監督は徹底してコンセプトを言い続けている。同じことを言って、頭に焼き付けようとしているんじゃないかな。アウェーのオマーン戦は暑い中でも攻守の切り替えがよかった。(監督からは)“あの暑い中でもできたんだから”と言われた」

●DF中田浩二(鹿島)
―練習では攻守の切り替えを強調していたが?
「そこは意識してやったけど、センターバックはそんな切り替えもないから。サポートとか意識しつつ。(代表が)初めてというわけじゃないし、ガムシャラにやる年でもないから。自分の中で整理して。知っている選手も多いから気楽にできていると思う」

●DF中澤佑二(横浜FM)
―ミーティングではどんな映像を見た?
「ここが良かったとか、このパスが良かったとか、プラスのこと。いいビデオを見ると分かりやすいし、僕らがやっているわけだから、初めての選手も“こういう風にやるんだ”と身近に感じると思う」

(取材・文 西山紘平)

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