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[W杯予選]遠藤「簡単」に“コロコロPK”決める

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 日本代表はW杯アジア最終予選初戦のバーレーン戦を3-2で勝利。ボランチのポジションで先発したMF遠藤保仁(28=ガンバ大阪)は1-0の前半終了間際に伝家の宝刀“コロコロPK”を決めて勝利に貢献した。
 8日付サンケイスポーツによると遠藤は「(相手GKは)たぶん僕のPKを知らなかったと思う。簡単といえば簡単。(GKが)あまりにも早く動いてくれた。普通に蹴った」。右隅に難なく決めて、右手にキス。拳を1度握りしめた。
 6月末にウイルス感染症で離脱し、北京五輪のオーバーエイジ枠出場を断念。8月末の日本代表国内合宿直前には、代表チームとG大阪のドクターから「だるさや発熱がないかどうか気をつけていてください」と指示を受けたという。
 それでもこの日のプレーで不安を一掃。「きょうはバテましたけどね。コンディションは間違いなく上がっているし、(不安のあった)タッチも違和感なくやっている」。背番号7の復調は日本にとって頼もしい限りだ。

(文 吉田太郎)

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