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[W杯予選]岡田ジャパン、田中達がゴール決め1-0で前半折り返す

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[11.19 W杯アジア最終予選A組 カタール0-1日本 ドーハ]

 W杯アジア最終予選が19日各地で行われ、カタールの首都ドーハ・アルサッドスタジアムでは日本がカタールと対戦した。現在、勝ち点4で並んでいる両国の1戦は、前半19分の田中達也のゴールで日本が先制し、1-0で前半を終えている。

 日本は13日のシリア戦同様4-5-1の布陣。GK川口能活、DFラインは右から内田篤人寺田周平田中マルクス闘莉王長友佑都長谷部誠遠藤保仁がボランチに入り、右MFには中村俊輔、左には大久保嘉人、トップ下には田中達也、トップには玉田圭司が入った(フォーメーションはコチラ)。対するカタールは、セバスチャンとハルファンをトップに据えた4-4-2の布陣で臨んだ。

 前半3分、カタールの右サイドFKからDFアブドゥルマジェドのヘディングシュートで試合は幕を開けた。カタールはハイプレッシャーを仕掛けボールを奪取し、素早く攻撃にスイッチ。前半7分にも、カタールは右サイドFKから再びアブドゥルマジェドの高さのあるヘッドで日本ゴールを脅かした。
 しかし、前半10分過ぎから日本はボール支配率を高め、ゲームを優位に進め出す。前半13分に得た初CKを皮切りに、同14分には、闘莉王がミドルシュート。同16分には右CKのこぼれ球を最後は田中達がシュート。継続的にゴールを目指す中、日本は突如、先制点奪取に成功する。
 前半19分、右サイドハーフェーライン付近から内田がロングボールを蹴り込むと、出足が遅れたDFの裏に田中達が抜け出し、PA右位置の角度のない所から右足でシュート。GKの股を抜く見事なゴールで先制点を叩き込んだ。その後も、日本は安定した守備から攻撃を仕掛け続けた。35分、39分にも田中達が厳しいマークにあい体勢を崩しながらもシュート。追加点をもぎ取ることは出来なかったが、日本優位のまま1-0で前半を折り返した。

<写真>先制点を決めアウェーのピッチでアピールする田中達也

(文 山口雄人)

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