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日本vsカタール 選手採点

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[11.19 W杯アジア最終予選 カタール0-3日本 ドーハ]

 W杯アジア最終予選が19日、各地で行われ、日本代表はアウェーでカタール代表と対戦。勝ち点4同士で並ぶ両チームの激突はFW田中達也、FW玉田圭司、DF田中マルクス闘莉王がそれぞれゴールを決め、日本が3-0で快勝した。これで2勝1分の勝ち点7に伸ばし、3連勝でA組首位のオーストラリアを追走し、W杯に自動的に出場できる2位以内確保に前進した。
以下、選手採点

GK
1 川口能活(磐田)
6.0 チーム全体の守備が機能し、ピンチらしいピンチはなし。声でチームを引き締めた。

DF
3 内田篤人(鹿島)
6.5 積極的に攻撃参加し、数的優位をつくった。先制点もアシスト。苦手の守備も体を張った。

2 寺田周平(川崎F)
5.5 初めての大舞台に浮き足立ったか、前半はビルドアップでパスミスが目立つなど周囲と呼吸が合わなかったが、徐々に改善。

4 田中マルクス闘莉王(浦和)
6.0 体を張って最終ラインを統率。セバスチャンに競り負ける場面もあるなどコンディションが万全ではない中、ダメ押しの3点目も決めた。

15 長友佑都(F東京)
5.5 相手の強烈なプレッシャーに遭いながらも機を見たオーバーラップで左サイドからチャンスメイク。守備では後手を踏む場面も。

MF
17 長谷部誠(ボルフスブルク)
7.0 中盤のスペースで顔を出し、ボールを引き出してチームにリズムを生んだ。前への意識も高く、2点目をアシスト。

7 遠藤保仁(G大阪)
5.5 長谷部をうまく前に押し出し、中盤でバランスを取った。全体的に運動量は少なかったが、仕事はこなした。

10 中村俊輔(セルティック)
5.5 らしくないパスミスなど左ひざ痛の影響は明らかだったが、セットプレーから3点目をアシスト。

8 田中達也(浦和)
7.0 スペースに飛び出し、積極的にドリブル突破も仕掛け、敵の脅威になり続けた。先制点も落ち着いて決めた。

16 大久保嘉人(神戸)
5.5 前半途中から右サイドにポジションを移すなど左右で起点になろうとしたが、相手の厳しいマークに苦しんだ。

9 松井大輔(サンテティエンヌ)
6.0 後半26分から出場。うまくボールをキープし、時間をかせぎ、逃げ切り勝利に貢献。

FW
11 玉田圭司(名古屋)
6.5 田中達との連係で相手守備陣を翻弄。中盤に引いてパスを散らし、後半開始早々に価値ある2点目を決めた。

13 岡崎慎司(清水)
 後半41分から出場。出場時間が短いため採点なし。

12 佐藤寿人(広島)
 後半47分から出場。出場時間が短いため採点なし。

(取材・文 西山紘平)

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