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スピードスター興梠が初先発へ猛アピール

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 日本代表FW興梠慎三(鹿島)が15日の鹿屋体大との練習試合に先発出場。1得点を記録し、20日のアジア杯予選・イエメン戦(熊本)での代表初先発へ猛アピールした。前半9分、DF駒野友一(磐田)からの縦パスに抜け出し、最後は相手GKをかわして右足でゴールネットに突き刺した。スポーツ報知によると、「相手が相手だから」と笑みすら浮かべなかったが、FW陣の中で大きな存在感を発揮した。

 昨年12月中旬にはTBSのテレビ番組「スポーツマンナンバー1決定戦」の収録に参加。10mの高さから落下するボールに対し、どれだけ遠い位置から走って行ってタッチできるかを争う競技「ショットガンタッチ」で、12m90cmの記録を出し、北京五輪十種競技金メダリストのクレイ、プロ野球盗塁王の福地寿樹らを抑え、優勝を果たした。過去にはFW玉田圭司(名古屋)、FW佐藤寿人(広島)も出場していたが、記録はともに12m50cm止まり。2人を大幅に上回った興梠は「今までも速いとは思っていたけど、この記録でスピードに自信が持てる。スピードで勝負していきたい」と表明していた。

(文 西山紘平)

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