コパ・チーバス2009(メキシコ)に参戦中のU-17日本代表は現地時間27日、グループリーグ第4戦でトルーカ(メキシコ)と対戦し、2-2で引き分けた。

　前半11分に先制されたU-17日本代表は同23分、MF小川慶治朗(神戸ユース)のゴールで同点。後半11分にMF高木善朗(東京Vユース)が退場した直後の15分には再び勝ち越されたが、20分にこの日CBとして先発していたFW杉本健勇(C大阪U-18)が同点ゴールを決め、再び試合を振り出しへと戻した。
　その後、途中出場のFW神田圭介(鹿島ユース)も退場し、9人での戦いを強いられた日本。だが、守備陣の粘り強い守りで勝ち越し点を許さず、引き分けに持ち込んだ。
　1勝2分1敗でグループ3位の日本は決勝トーナメント進出をかけて、29日のグループリーグ最終戦でサントス(メキシコ)と戦う。

<出場メンバー>
GK
嘉味田隼
DF
内田恭兵
岡本拓也
杉本健勇
廣木雄磨
MF
小島秀仁
高木善朗
小川慶治朗
→内田達也(43分)
堀米勇輝
→柴崎岳(35分)
宇佐美貴史
→原口拓人(60分)
FW
宮吉拓実
→神田圭介(54分)

　この世代はU-17W杯2009大会(09年10月～ナイジェリア)に出場する。

(文　吉田太郎)