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運命のW杯予選3連戦へ、山田直&槙野が初招集

　日本サッカー協会は21日、キリン杯2試合、W杯アジア最終予選3試合に臨む日本代表メンバー26人を発表し、MF山田直輝(18=浦和)、DF槙野智章(22=広島)が初選出された。

　岡田武史監督は記者会見で「Jリーグ等も含めて現状で力の分かっている選手、新たな刺激を与えてくれる選手の両方を考えて、バランスよく選考をしたつもり」と説明。26人のメンバーで5試合を戦う考えを示した。

　6月6日のウズベキスタン戦に勝てば4大会連続のW杯出場が決まる。出場権獲得は目前だが、「いろんな経験をしてきて、もう大丈夫と言われて、そこから覆ったことを何度も見てきた。見ている人は“まさかそんなことが”と言うが、我々はそれでは済まない。近づいたと言っても、まだ何も手にしていない。ウズベキスタンに勝つことに集中するだけ」と力説していた。
以下、日本代表メンバー

▽GK
1 楢崎正剛(名古屋)
18 都築龍太(浦和)
23 川島永嗣(川崎F)

▽DF
22 中澤佑二(横浜FM)
5 山口智(G大阪)
4 田中マルクス闘莉王(浦和)
3 駒野友一(磐田)
20 今野泰幸(F東京)
15 長友佑都(F東京)
21 槙野智章(広島)
6 内田篤人(鹿島)

▽MF
10 中村俊輔(セルティック)
27 橋本英郎(G大阪)
7 遠藤保仁(G大阪)
14 中村憲剛(川崎F)
8 松井大輔(サンテティエンヌ)
2 阿部勇樹(浦和)
17 長谷部誠(ボルフスブルク)
19 本田圭佑(VVV)
25 香川真司(C大阪)
24 山田直輝(浦和)

▽FW
11 玉田圭司(名古屋)
16 大久保嘉人(ボルフスブルク)
12 矢野貴章(新潟)
9 岡崎慎司(清水)
13 興梠慎三(鹿島)

※数字はキリン杯での背番号

<写真>記者会見をする岡田武史監督

▼過去のメンバーリスト
3/19 W杯アジア最終予選バーレーン戦

(取材・文　西山紘平)