日本代表に初選出された浦和レッズの18歳MF山田直輝が22日、MF中村俊輔(セルティック)への“弟子入り”を志願した。
　23日付スポーツニッポンによると山田直は「自分はスピードもフィジカルも身長(166cm、64kg)もない典型的な日本人。俊輔選手は今でも遠い存在だけど、代表に入ったので身近でプレーするチャンス。いろいろ話をして、いろいろ盗めたらいいと思う」。6月17日のオーストラリア戦まで代表合宿は3週間以上の予定。「自分は選ばれた中で一番下手なので失うものは何もない。夢はW杯で活躍することだけど、今は目の前の目標に全力を注ぎたい」と話す18歳は、フィジカル、スピードも違う欧州で生き抜いてきた日本代表のエースと積極的にコミュニケーションを図り、サッカーを学ぶ考えを示した。

(文　吉田太郎)