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「裏狙い」呼吸バッチリ!憲剛→岡崎の“ホットライン”から決勝弾!

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[6・6 W杯アジア最終予選A組 ウズベキスタンvs.日本 タシケント]

 2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選A組2位の日本代表は6日、アウェーでウズベキスタンと対戦した。日本は前半9分、MF中村憲剛(川崎F)がDFラインの裏へ出した浮き球のスルーパスにFW岡崎慎司(清水)が反応し、左足シュート。一度はGKに阻まれたが、リバウンドを岡崎が頭で押し込み先制した。
 このゴールは中村憲と岡崎の“ホットライン”が生んだゴールだった。中村憲は著書『中村憲剛のスルーパスの極意』で、今年2月に行われたフィンランド戦で岡崎のゴールをスルーパスでアシストしたシーンについて「オカ(岡崎)はつねにDFの裏を狙うタイプの選手だから、(常に相手DF裏のスペースを狙う)僕にとってはコンタクトを取りやすいところがある。彼も僕がやりたいことを完全に理解してくれているから、この場面もばっちり狙いと意識が合った」と述べているが、W杯を懸けた大一番で決まった先制点もまさに二人の好関係から生まれたゴールだった。

 試合はこのゴールが決勝点となり、1-0で日本が勝利。W杯出場を世界最速で決めた。 

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<写真>前半9分、MF中村憲のスルーパスに抜け出したFW岡崎が決勝点を決める
(文 吉田太郎)

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