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岡田日本の4強は信じられない!? 3位決定戦は地上波で放送せず?

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 日本代表が南アフリカW杯で「4強」に進出しても、 3位決定戦が地上波で放送されない可能性が出てきた。

 NHKと民放はW杯全64試合のうち44試合を選択して地上波で放送する権利を持つが、16日の日刊スポーツによると、この44試合の中で3位決定戦はどこの局も選択しなかったという。

 日本代表の岡田武史監督はW杯の目標を「4強」と掲げているが、テレビ各局はその可能性を信じていない? 過去に日本が出場した98年フランス大会、02年日韓共催大会、06年ドイツ大会は、いずれも3位決定戦は地上波で放送されており、前代未聞の事態となるという。

 試合放送については、莫大だな制作費がかかるため、各局とも試合を厳選したとみられる。仮に日本が3位決定戦に回った場合について、日本民間放送連盟(民放連)は「進んだ場合は(何か動く)可能性はあるが、まだ権利元と話していない」と話しており、状況が変わる可能性もありそうだ。

 日本の第1戦カメルーン戦はNHK、第2戦オランダ戦はテレビ朝日、第3戦デンマーク戦は日本テレビが放送する。日本がグループリーグを1位通過した際の決勝トーナメント1回戦はNHK、2位通過した際の同1回戦はTBSが放送する。

 ちなみに日刊スポーツによると、2位通過した際の決勝T1回戦の放映権は当初、フジテレビが引き当てたが、これを回避して1次リーグG組の「ブラジル対ポルトガル」の放映権を獲得したという。岡田ジャパンは、決勝トーナメント進出の可能性も低いと分析されているようだ。

(文 近藤安弘)

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