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岡田監督が秘蔵っ子U-20日本・山田直を称賛

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[12・19 親善試合 U-20日本代表 2-1 U-20韓国代表 韓国・昌原]

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U-20日本代表対U-20韓国代表の試合をスタンドから見守った日本代表の岡田武史監督が、途中出場でトップ下に入ってリズムを作り、チームの全2得点を挙げた山田直輝(浦和)に対し、「持ち味が出ていた。彼が入ってゲームにリズムが出てきたね」と称賛の言葉を送った。

後半途中からピッチに立った山田直は、最初の5、6分間は「寒くて体が動かなくて」と、凡ミスを連発。今月5日のJリーグ最終節・鹿島アントラーズ戦を最後にオフに入っていたこともあり、岡田監督も「ゲーム感覚がないようだった」とコメントしたが、ボールに触る回数が増えるにつれてスムーズにプレーするようになり、最終的には勝利を呼ぶ2ゴール。岡田監督は、5月27日のキリンカップ・チリ戦で代表デビューをさせた“秘蔵っ子”の復活に目を細めた。

試合前、ロッカールームで「この後にイエメン戦があるからな!」と選手を鼓舞したという岡田監督は、20日に帰国して代表スタッフミーティングに参加。「1月のキャンプにはこの中から何人かを連れて行こうかなと思っている」とのことで、イエメン遠征には山田直の名前が入りそうだ。
(取材・文・矢内由美子)

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