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フロックとは言わせない、09年16戦15発の岡崎がいざ初陣

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 09年の国際Aマッチ16試合で15得点を量産し、「世界得点王」にも輝いたFW岡崎慎司(清水)が日本代表のエースとして10年の初陣に臨む。「去年は自分をアピールすることだけを考えていたけど、今年は自分が出るつもりで、出たら何ができるかを考えて取り組んでいる」と昨年との違いを口にした。

 W杯出場を決めたウズベキスタン戦でのゴール、出場2試合連続のハットトリックなど一躍岡田ジャパンのエースに上り詰めた。昨年の活躍がフロックではなかったことを証明するためにも、W杯で結果を残すためにも、これからの4ヵ月が本当の勝負だ。

 中盤にはMF小笠原満男(鹿島)も加わり、新たな連係を深めている。「自分を見ないようで、見てくれている。常に自分を狙ってくれていると思うし、それを意識して動き出したい。(中村)憲剛さんもいいボールを出してくれるし、裏を狙っていきたい」。憲剛との黄金コンビに続く新たなホットラインの構築なるか。まずはベネズエラ戦がW杯への試金石となる。

<写真>FW岡崎慎司はエースとして10年の初陣に挑む

(取材・文 西山紘平)

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