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岡崎は不発、「今日みたいな相手にやられたらダメ」

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[2.2 キリンチャレンジ杯 日本0-0ベネズエラ 九石ド]

 日本のエースは不発に終わった。FW岡崎慎司はチーム最多の3本のシュートを放ちながら無得点。前半33分、MF小笠原満男のスルーパスに抜け出した決定機もシュートはGKに阻まれた。後半27分にも大久保の左クロスからヘディングを狙ったが、ゴール上へ。「(前半33分の場面は)数少ないチャンスを見据えて、ああいうチャンスを決めないといけない。ヘディングのところも、もっとちゃんと当てなきゃいけなかった」と悔やんだ。

 「動けていたとは思うけど、脅威になっていなかった。もっと質を上げていかないといけない」。厳しい言葉が続いたが、この日の試合はチーム全体で上手く連動した攻撃を出せなかったのも事実。決め切れなかったとはいえ、前半33分の小笠原との関係は今後の可能性も感じさせた。

 「世界でやる相手はこれ以上だと思うし、今日みたいな相手にやられていてはダメ」。昨年は初戦となった1月20日のイエメン戦でA代表初ゴール。勢いに乗って国際Aマッチ16試合で15得点を量産した。09年の再現とはいかなかったが、この悔しさも新たなパワーにつなげていくつもりだ。

<写真>日本代表FW岡崎
(取材・文 西山紘平)

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