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日本vs韓国 選手採点

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[2.14 東アジア選手権 日本1-3韓国 国立]
 日本代表は14日、国立競技場で韓国代表と対戦。初優勝のためには2点差以上での勝利が必要だった一戦は、前半23分にMF遠藤保仁のPKで先制したが、同33、39分に連続失点するなど1-3で逆転負けした。前半41分にはDF田中マルクス闘莉王が一発退場。後半7分には韓国のMFキム・ジョンウも退場となり、数的同数となったが、同25分に3失点目を許し、完敗を喫した。
以下、選手採点
GK
1 楢崎正剛(名古屋)
5.0 PKは仕方ない。前半39分の2失点目もシュートが中澤の体に当たる不運があったが、計3失点。守護神として流れを変えるセーブはなかった。
DF
6 内田篤人(鹿島)
4.5 前半は単調なアーリークロスが多く、深い位置まで進入できず。前半32分には不用意なファウルでPKを献上。後半は積極的な攻撃で相手の脅威となるが…。
22 中澤佑二(横浜FM)
4.5 前半39分の2失点目ではバイタルエリアを空けてしまった。後半は岩政とのコンビで不安を露呈。コンビネーションの問題もあるが、イ・グノに簡単に体を入れ替えられるなど個の対応でも危険を招いた。
4 田中マルクス闘莉王(名古屋)
3.5 試合序盤からカン・ミンスとやり合い、熱くなっていた。一発退場の判定は厳しい気もしたが、大舞台で絶対にやってはならないプレー。試合を壊した。
5 長友佑都(F東京)
5.0 前半から積極的にオーバーラップ。後半はほぼウイングのような位置取りも得点に絡めず。積極性はよかったが、単純なミスも多かった。
12 岩政大樹(鹿島)
5.0 後半開始から出場。闘莉王の退場に伴い、中澤とセンターバックを組んだ。後半開始早々に裏を取られるなど、DFラインが不安定に。3失点目は完全に崩された。練習で中澤と組んでいない影響はあるが…。
MF
8 稲本潤一(川崎F)
5.5 高い位置からのプレッシャー、球際での激しさを見せた。闘莉王退場の前半残り時間はセンターバックに下がった。後半は1ボランチで気迫のプレー。フィジカルの強さはさすがだった。
7 遠藤保仁(G大阪)
5.0 中盤でなかなかボールが収まらない展開で、司令塔として試合を落ち着かせたかったが、テンポを変えられず。後半は高い位置でボールに絡み、好パスも出したが、決定機は演出できず。
14 中村憲剛(川崎F)
4.5 全体的にミスが多く、流れに乗れなかった印象。狭いスペースで仕事ができず、フィジカルの弱さも露呈した。
16 大久保嘉人(神戸)
5.0 負傷で前半26分に交代。ドリブルでファウルをもらうなどしていたが、アクシデントで不完全燃焼に。
17 香川真司(C大阪)
5.0 前半26分から出場。大久保の負傷というアクシデントで出番が来たが、ドリブルもDFの網にかかり、軽い守備も。ハーフタイムに交代。
FW
9 岡崎慎司(清水)
4.5 ゴール前でのトラップミスなど一番大事な局面でボールを失った。ポストプレーでボールが収まらず、サイドに逃げる動きが多かったが、裏に抜け出そうとしてもDFに体を寄せられ、阻まれた。
11 玉田圭司(名古屋)
5.0 動きに切れがあり、上手くボールを呼び込んで攻撃の起点になった。ただ、2トップとして前線での危険なプレーはあまり見られず。後半37分に交代。
13 佐藤寿人(広島)
 後半37分から出場。出場時間が短いため採点なし。
(取材・文 西山紘平)

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