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岡田監督のインタビュー中止の真相

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 0-3で完敗した7日のセルビア戦は、日本テレビ系列で生中継されたが、恒例の試合終了直後の監督インタビューがなかった。これについて、8日のスポーツ各紙が理由を報じている。

 スポーツニッポンによると、岡田武史監督が水を飲みにロッカーに戻ったため、放送時間に間に合わなかったとし、協会関係者が「試合後は興奮しているから、頭を冷やした感じ。(テレビ局から)ちょっと怒られました」と証言したことを報じている。

 スポーツ報知では、いったん中継局のテレビインタビューを拒み、たばこを吸って気持ちを落ち着かせた後、カメラの前に立ったが、すでに放送時間は終了していたと伝えている。結果、契約違反となり、日本サッカー協会が日テレに謝罪する事態に発展した。

 真相は本人の口から語られていないため定かではないが、惨敗の試合のあとだっただけに・・・。負けたからこそ、指揮官として堂々と矢面に立ち、冷静に敗因を説明してほしかったという声があるのも事実だ。

 そもそも、協会関係者が明かした、岡田監督が「試合後は興奮しているから、頭を冷やした感じ」というのが事実なら、今後がますます不安視される。というのも、セルビア戦はあくまで親善試合。W杯本番はさらに強敵で、この何倍ものプレッシャーの中で指揮を執らなければならない。さらに興奮する状況下にあり、冷静な采配が振るえるのか懸念される。

日本代表・セルビア戦

(文 近藤安弘)
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