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「1トップなら…」虎視眈々と出番をうかがう森本

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Text alert@南ア・ジョージ

 勝ち点3同士の対戦となる第2戦のオランダ戦。日本代表の岡田監督が一部ポジションのターンオーバーを示唆したことで、第1戦でサブに甘んじた森本貴幸が静かに闘志を燃やした。

 「0-0などのスコアで出る? そういう場面があったら決めたい。オランダだからといって特にどうということはない。自分たちのサッカーをやれればいいと思う」

 カメルーン戦から一夜明けた15日は、ジョージ市内で練習を行った。森本がとりわけ意識を裂いて練習したのは反転シュート。「イタリアでも普段からやてっている」と軽く受け流すが、DFを背負った状態からのシュートは、1トップとしてプレーするには必要不可欠な技術だ。

 「結果がすべてなので、チームとして勝つことが大切。頭からでもサブでもスタミナ面もOKです」
森本の目がきらりと光った。

(取材・文 矢内由美子)
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