24日付の南アフリカの地元紙特別版「Shoot2010」は、同日行われる日本対デンマークのプレビュー記事を大々的に掲載した。MF本田圭佑とFWニクラス・ベントナーの写真を並べ、「AIMING HIGH(上を狙う)」との見出しで、大一番をあおっている。

　同紙ではモルテン・オルセン監督の「我々にとって最初の決勝だ」との言葉を引用し、この試合の持つ重要性を強調。勝たなければグループリーグ突破の可能性がないデンマークにとって「非常にタフな試合。日本はここ2試合、非常に素晴らしいディフェンスを見せている」として、オルセン監督も「守備的なチームから点を取るのは難しい」と警戒していると報じている。

　また、股関節痛を抱えるベントナーは故障が完治しておらず、欠場の可能性もあると指摘。ベントナーは「(2-1で勝った)カメルーン戦より難しい。我々は勝たなければならないが、日本は非常に組織的なチームだ。しかし、高さなど我々が生かせるアドバンテージもある」と話しており、デンマークは身長差を生かしたサッカーを展開するだろうと報じている。

<写真>現地紙では本田圭佑とニクラス・ベントナーの写真を並べ、対決をあおっている

(取材・文　西山紘平)

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