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[AFC U-16選手権]U-16代表、エース南野決勝弾で決勝T進出!

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[10.27 AFC U-16選手権GL第2戦 日本 1-0 東ティモール ウズベキスタン]

 11年のU-17W杯メキシコ大会の出場権をかけたAFC U-16選手権2010ウズベキスタンに出場中のU-16日本代表は27日、グループリーグ第2戦で東ティモールと対戦し、FW南野拓実(C大阪U-18)の決勝ゴールにより、1-0で勝利。2連勝の日本はオーストラリアとのグループリーグ最終戦(29日)を待たずに決勝トーナメント(ベスト8)進出を決めた。

 ベトナムとの初戦から先発5人を入れ替えた日本は4-4-2システムのGKが中村航輔(柏U-18)で4バックは右から川口尚紀(新潟ユース)、岩波拓也(神戸U-18)、植田直通(大津高)、早川史哉(新潟ユース)。中盤は深井一希(札幌U-18)と望月嶺臣(野洲高)を中央に右が岩田拓也(F東京U-18)で左が石毛秀樹(清水ユース)。2トップはベトナム戦同様、南野と神田夢美(札幌U-18)がコンビを組んだ。

 初戦でオーストラリアに0-5で敗れている東ティモールに序盤からプレッシャーをかけた日本は前半3分、川口のラストパスから神田がクロスバー直撃のシュート。その後も望月、南野、石毛らが相手ゴールを襲い続けるが得点することができない。

 後半も開始直後に南野が決定機を迎えるなど攻めた日本だが、初出場の東ティモールが見せる堅守とカウンターの前にリードを奪うことができない。松本昌也(JFAアカデミー福島)、菅嶋弘希(東京Vジュニアユース)、吉野恭平(東京Vユース)と選手を投入し、変化を加えるも吉武監督が「ファイトがあり、強力なチームで非常にトリッキーだった」(afc.comより)と評した東ティモールはモチベーションの高い戦いぶりで日本に食い下がった。

 それでも日本は後半42分、FK後の混戦からエース・南野が決勝ゴール。この千金弾により1-0で勝った日本は、ベトナムを3-1で下したオーストラリアとともに2連勝でグループ2位以内を確定させた。グループリーグ突破を決めた日本はU-17W杯進出をかけた大一番、準々決勝の前に、29日のオーストラリア戦でも勝利し、グループを首位で通過する。

(文 吉田太郎)

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